
◎「サイドFIREと子育ての両立」を目指す医師の投資成績の詳細をブログで公開中!
こんにちは。医師の「はぴえすた」です。
自分は30代後半の勤務医で、子育てしつつ「40代後半でのセミリタイア(サイドFIRE)」を目指して資産形成(インデックス長期投資)をしています。
ちなみに現在の投資総額(評価額)は約4534万円で毎月約40万円を投資に回しており、当面の目標額は1億円です。
基本的な投資スタイルは「全世界株式への長期投資」で、銘柄としてはVT、ACWI、オルカンがメイン。
(*その他に「宝くじ枠」としてレバナスやBTC、ETHも少額保有しています)

さて、当ブログ記事では自身の目標達成度合いを確認する意味も込め、セミリタイア(サイドFIRE)を目指す医師が実際に投資している内容の詳細等を公開しています。
「FIRE」や「不労所得」に興味がある方は参考にしてくださいね。
(*投資は自己責任でお願いします!)
<追記>
(*最新の投資成績や運用状況は医師がサイドFIREに至るまで【2022年6月の投資評価額:約4716万円】のページにまとめていますので参考にしてください)
◎保有している銘柄と投資評価額
参考までに、現在保有している銘柄と評価額を簡単にまとめてみます。
(*為替レートは記事作成時の1ドル=115.89円で計算)
元本(万円) | 現在評価額(万円) | 保有割合(%) | |
VT | 1647.3 | 2041.9 | 45.0 |
ACWI | 1638.8 | 2020.9 | 44.6 |
オルカン(つみたてNISA,夫婦2人分) | 93.2 | 96.1 | 2.1 |
オルカン(ジュニアNISA,子供2人分) | 93.2 | 93.8 | 2.1 |
レバナス(ジュニアNISA,子供2人分) | 93.2 | 81.9 | 1.8 |
ビットコイン(BTC) | 36.6 | 102.4 | 2.3 |
イーサリアム(ETH) | 10.5 | 56.6 | 1.2 |
現金(生活費等を除いた待機資金) | 40.5 | 40.5 | 0.9 |
合計 | 3653.2 | 4534.1 | 100 |
(*スマホ等から見ていて表の左右が見切れてしまう場合は、表の部分を左右にスワイプしてみてください)
振り返ってみると、2022年1月の株価は冴えませんでしたね…その後若干持ち直してはいますが。
(*2月中旬(記事作成時)における評価額は4534万円で先月(約4561万円)と比べてマイナス27万円と微減程度ですが、一時期はマイナス200万円くらい?だった気がします)
2022年は米国の利上げの影響等で「厳しい年になる」との予想も多いようで、株価上昇に過度の期待はしない方が良いのかもしれませんね。
個人的には「年末時点で投資評価額が現状維持できていれば御の字」くらいに思っておくことにしています。
なお、前回までの投資内容と比較したい方は医師がサイドFIREに至るまで【2022年1月の投資評価額:約4561万円】のページも参考にどうぞ。
◎先月分の投資内容
ちなみに、先月実際に投資した内容は以下の通りです。
<親の口座(つみたてNISA等,夫婦2人分)>
・オルカン約6.6万円分を購入
・BTC約5000円分を購入
・現金20万円を待機資金に回した
<子供の口座(ジュニアNISA,子供2人分)>
・オルカン約6.6万円分を購入
・レバナス約6.6万円分を購入
レバナスは現在ちょっと足を引っ張り気味(約12%の含み損)ですが、まあ長い目で見ましょうかね。
ジュニアNISAで購入しているレバナスを現金化するのは恐らく10年後とかなので、その頃にオルカンのリターンを凌駕してくれていれば良しとします。
(*仮に微妙なリターンに終わっても保有割合は少ないので、まあ良いかな…)
◎今後の投資方針

さて今後の投資方針ですが、「具体的な投資銘柄」と「資産配分(アセットアロケーション)」の2つに分けて考えてみたいと思います。
(*先月までの投資方針から特に変更はありません)
◎投資する銘柄と投資額
まず、「具体的な銘柄レベル」での投資方針です。
(*毎月約40万円を投資に回す予定)
- <毎月確定で買うもの:合計約20万円>
つみたてNISA(夫婦2人分)→「オルカン」(毎月約6.6万円分)
ジュニアNISA(子供2人分)→「オルカン」と「レバナス」を半々(毎月約13.3万円分)
2559→基準値(13500円)より安ければ毎月20万円分買う、高ければ待機資金に回す
仮想通貨(暗号資産)→基準値(1BTC=500万円、1ETH=25万円)より安ければ毎月5000円分買う、高ければ待機資金に回す
<毎月初めの相場の状況次第で買うもの:合計約20.5万円>
(*2559:MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信)
(*2559や仮想通貨の「基準値」としているのは単なる個人的目安の価格で、テクニカル分析上の深い意味等はありません)
銘柄と投資額については大体こんな感じです。
なお先程も書きましたが、今月は「BTC」が月初めに基準値以下(1BTC=約443万円)となっていたため買い増しています。
(*「2559」は月初めのタイミングでは基準値以下にならず、20万円は待機資金へと回しました)
◎資産配分について

続いて、資産配分についてです。
現在の資産配分は「株式ほぼ100%」だが、セミリタイア(40代後半?)に向けて株式以外の資産も徐々に増やす予定。
株式以外の資産の候補は「現金」「金(ゴールド)」「債券」等。
セミリタイアを迎える頃には株式の割合を50%程度に下げておきたいが、その他の資産の細かい割合は未定。当面は「株式+現金」の形で保有する
資産配分に関しては大体こんな感じです。
今回は待機資金に20万円を回すことになり、ポートフォリオ内で現金の占める割合は現在約0.9%となりました。
目安としている50%はまだまだ遠いですが、セミリタイアまではまだ間があるので焦らず行きたいと思います。
◎おまけ:最近読んだお勧めの本「FIREを目指せ 最強の人生向上術 経済的自由を達成する方法」
最後におまけとして、最近読んだお勧めの本「FIREを目指せ 最強の人生向上術 経済的自由を達成する方法」を簡単に紹介します。
本書はFIRE達成に夫婦で挑んだ米国人作家のリアルな記録(ドキュメンタリー)で、夫婦それぞれの心情が生々しく描かれています。
(*元々浪費傾向にあった夫婦だけに、節約生活に嫌気がさして喧嘩になる等、若干生々し過ぎる程です)
そんな中で個人的に参考になったのは、夫婦でお互いが「幸せを感じる瞬間ベスト10」をそれぞれ書き出してみるという辺りです。
この作業を通して当初はFIREに懐疑的であった妻(元々浪費家)も「自分達が求める幸せ(家族との憩いの時間等)に必ずしも大金が必要なわけではない」ことに改めて気づきます。
その結果として夫だけでなく妻もFIREを前向きにとらえるようになり、徐々に夫婦協力の下でFIREを目指す体制が整っていったようです。
「FIREを目指したいけど配偶者や家族の理解が得られない…」という場合に、「自分達が幸せを感じる瞬間はどんな時か?」を一度話し合ってみるのは良い気がしますね。
また、「家族の無理解」以外にもFIRE達成までの様々な苦難を追体験できますし、FIREに興味がある方は本書を読むことで将来の良いシミュレーションになると思いますよ。
◎おわりに
「40代後半でのセミリタイア(サイドFIRE)を目指す医師」の投資方針や運用成績等について紹介しました。
今後も運用成績等については定期的にブログにまとめていく予定なので、どうぞご覧ください。
なお、資産形成のためには投資だけでなく「本業での収入アップ」や「支出を減らすこと(節約)」も非常に大事です。
この辺りのことは医師にお勧めの資産形成の方法まとめのページも参考にどうぞ!
また、現役医師にとって資産運用と同様に重要なのが「働けなくなるリスク(病気、怪我等)への対処法」です。
こちらについては「民間医局」登録を全ての現役医師にお勧めする3つの理由のページで解説していますので、併せて参考にしてくださいね。
「転職」や「退局」を検討しているという医師の方には医局の辞め方マニュアル-医師の転職の方法や注意点-のページもお勧めです!