公開:2021/10/09

医師がサイドFIREに至るまで【2021年10月の投資評価額:約3932万円】

医師のセミリタイア実践方法
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◎「サイドFIREと子育ての両立」を目指す医師の投資成績の詳細をブログで公開中!

こんにちは。医師の「はぴえすた」です。

自分は30代後半の勤務医で、子育てしつつ「40代後半でのセミリタイア(サイドFIRE)」を目指して資産形成(インデックス長期投資)をしています。

ちなみに現在の投資総額(評価額)は約3932万円(先月は約3925万円)で毎月約40万円を投資に回しており、当面の目標額は1億円です。

基本的な投資スタイルは「全世界株式への長期投資」で、銘柄としてはVTACWIを半々で保有中。

さらに、遅ればせながら「つみたてNISA(夫婦2人分)」と「ジュニアNISA(子供2人分)」も開始することとしました。

(*ジュニアNISAはまだ口座開設手続き中)

医師の子育てとセミリタイア

さて、当ブログ記事では自身の目標達成度合いを確認する意味も込め、セミリタイア(サイドFIRE)を目指す医師が実際に投資している内容の詳細等を公開しています。

FIRE」や「不労所得」に興味がある方は参考にしてくださいね。

(*投資は自己責任でお願いします!)


<追記>

(*最新の投資成績や運用状況医師がサイドFIREに至るまで【2022年6月の投資評価額:約4716万円】のページにまとめていますので参考にしてください)

◎保有している銘柄と投資評価額

参考までに、現在保有している銘柄と評価額を簡単にまとめてみます。

保有銘柄と評価額

特定口座(海外ETF)>

VT(17万6454.25ドル)+ACWI(17万4480.08ドル)
=35万934.33ドル(=約3922万円。為替レートは記事作成時の1ドル=111.76円で計算)

つみたてNISA(投資信託)>

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー):10万1276円

総合計(「特定口座」+「つみたてNISA」)>

約3932万円(投資元本:約3179万円、含み益:約753万円)

(*前回までの投資内容と比較したい方は医師の不労所得生活【2021年9月の投資評価額:約3925万円】のページも参考にどうぞ)

9-10月にかけては中国や米国等のごたごたもあり、久々の株価下落に見舞われましたね…

ただ、為替レートが円安方向に約2円動いたため株価下落の影響と相殺され、円換算での評価額は意外と下がらず先月とほぼ横ばいとなっています。

◎今後の投資方針

医師の投資方針

今後の投資方針も簡単にまとめてみます。

まず優先的に行うのは「つみたてNISA」と「ジュニアNISA」での非課税枠を活用した投資で、余力で自分の特定口座での投資も継続予定です。

◎つみたてNISA(夫婦2人分→80万円/年)

つみたてNISA」は非課税枠が1人あたり年間40万円なので、夫婦それぞれの非課税枠をフル活用して2人で80万円/年(=約66666円/月)を「オール・カントリー(オルカン)」に投資予定です。

「つみたてNISA」は今後20年という長期にわたって積み立てていくこととなるため、投資先は迷いなくオルカンとします。

◎ジュニアNISA(子供2人分→160万円/年)

次に「ジュニアNISA」ですが、こちらは非課税枠が1人あたり年間80万円あるので、子供2人の合計で160万円/年(=約133332円/月)を投資予定です。

(*ただし、ジュニアNISAでの新規買い付けは2023年まで)

ジュニアNISAの投資先も「オルカン」をメインに据えようと思っていますが、半分くらいは「レバナス(iFreeレバレッジNASDAQ100)」にするのも面白いかなと思っています。

医師のジュニアNISA投資

仮にレバナスが今後も大きなリターンを生むなら、ジュニアNISA口座で投資しておけば非課税の恩恵を最大限に得られことになるので、ちょっと冒険してみるのも良いかなと。

「親の特定口座でレバナス保有+ジュニアNISA口座でオルカン保有」としても良いですが、それだとレバナスが順調に値上がりして利確した際の税金分が勿体なく感じます。

(*ちなみに「つみたてNISA」ではレバナス等のレバレッジ型の商品には投資できません)

逆に、レバナスがうまくいかなかった場合でも教育資金等は「親の特定口座+現金」から捻出すれば家計的に大きな問題はないでしょう。

レバナスへ投資するとしても、投資額は全体から見るとほんの一部ですからね。

自分の中でのコア資産はあくまで「全世界株式(VT・ACWI・オルカン)」です。


なお、ジュニアNISAは2023年で廃止決定となったことで最大のデメリットであった「18歳までの払い出し制限」がなくなり、使い勝手が向上しています。

(*「制度の廃止が決定されることで使い勝手が良くなる」というのも皮肉な話ですが…)

ジュニアNISAに興味がある方は廃止決定で大注目の「ジュニアNISA」制度、2023年以降はどうなる?(外部サイト)等のページも参考にしてみてください。

◎特定口座(自分)

医師の投資先

先月までは毎月40万円を特定口座での投資(VTとACWI)に回していました。

そして、今後は「つみたてNISA」と「ジュニアNISA」に合計240万円/年(=20万円/月)の投資予定としているので、残りの投資余力は20万円/月となります。

ただ、この残り20万円の投資先はちょっと悩み中です。

これまで通りにVTやACWI等に投資しても良いのですが、正直なところ「全世界株式」はもう十分保有できたかなとも思います。

(*現時点でVT+ACWIで4000万円弱を保有しており、さらに今後は「つみたてNISA」で毎月約6.6万円をオルカンに投資予定)

なので、一案としては「毎月の基準日(例:毎月1日)にVTが基準値(例:105ドル)未満なら20万円分買い、基準値以上なら買わずに現金として保有しておく」等を検討しています。

こうするとVTが順調に値上がりした場合は買い増しできずに現金が貯まる一方となりますが、別にそれでも良いかなと。

VTが上がれば既に保有している4000万円弱分の評価額も上がりますし、また「そろそろ現金の保有割合を上げても良いかな」という気持ちもあります。

逆に、VTが低調ならこれまで通りのペースで買い増しを続けることになりますが、当面はそれでも構いません。「今すぐ現金が必要」というわけでもないので。

◎レバナスへの投資はどうする?

ジュニアNISAとレバナス

先程「ジュニアNISA口座の半分くらいはレバナスを買うのも面白いかも」と書きましたが、レバナスへの投資についてもう少し考えてみます。

仮にジュニアNISAでレバナスへ投資した場合ですが、ジュニアNISAでの新規買い付けは2023年までなので、2024年以降に暴落してしまっても買い増せないのは難点です。

もしレバナスが2024年以降も特に暴落せず順調に値上がりするなら、2023年までにジュニアNISAで買い付けた分(200万円前後?)だけでも十分な資産に成長していくでしょう。

一方、2024年以降にレバナスが暴落した場合、暴落を確認したタイミングで自分の特定口座でのレバナス投資を開始するのもアリかなと思っています。

(*ジュニアNISA口座で保有していたレバナスに関しては売却しても良いし、いつの日か復活することを信じて保有継続しても良い)

特定口座なので非課税とはなりませんが、暴落時からこつこつ積み立てれればそれなりのリターンも見込めるかもなと。

まあ、この辺りの方針は未確定なので、おいおい考えていくことにします。

◎おまけ:仮想通貨(暗号資産)への投資方針

医師とビットコイン

最後に、仮想通貨(暗号資産)への投資についてです。

(*個人的には仮想通貨は将来無価値になることも十分有り得ると考えており、保有資産としてのカウントはしていません)

仮想通貨(BTCとETH)に関しては毎日自動積立投資(5000円/月)していたのですが、毎日の積み立ては10月初めで一旦終了としています。

積立を終了した背景には「仮想通貨が値上がりしてきた(割高に感じられるようになった)こと」と「既に十分な量を保有できたこと」があります。


今後ビットコイン価格が再び下落するようなら買い増しても良いのですが、今後買い増すとした場合の個人的な目安価格は1BTC=500万円程度とするつもりです。

(*記事作成時点では1BTC=約600万円。なお、BTC下落時にはETHもそれなりに下落しているだろうから、ついでにETHを買い増しても良いかも)

仮想通貨への投資は元々「宝くじ枠」でしたが、今後はレバナスを宝くじ枠にしても良いかなという思いもあるので、その分だけ仮想通貨への投資は控えめにすることにしました。

◎今後の投資方針まとめ

長々と書いてきましたが、今後の投資方針を整理してみます。

今後の投資方針まとめ
  • つみたてNISA(夫婦2人分)→オルカンを毎月約6.6万円分買う(確定)

  • ジュニアNISA(子供2人分)→オルカンとレバナスを半々で、毎月約13.3万円分買う?(検討中)

  • 特定口座→VTが基準値より安ければ毎月20万円分買う、高ければ貯金に回す?(検討中)

  • 仮想通貨→BTCやETHが基準値より安ければ毎月5000円分買う、高ければ貯金に回す?(検討中)

大体こんな感じですね。検討中のことが多いですが…

なお、2021年末までにNISA口座の非課税投資枠を使い切りたいので、2021年内は毎月の買い付け額が通常より多くなる見込みです。

◎雑感:子育てとセミリタイアの両立について思うこと

さて投資からちょっと話が逸れますが、子育てについて思う所も少々書いてみようと思います。

ブログやTwitter等で時々書いているように、正直なところ僕はあまり労働が好きではありません。それ故に早期リタイア(セミリタイア)を目指しています。

一方で、子育てするにあたっては親である自分が長く働き続ける方が安定した生活が送れるのは明らかなんですよね…

この辺りの「子育てとセミリタイアの両立」をいかに高いレベルで実現するか、自分の中でどう折り合いをつけるかは人生後半の個人的なテーマです。

医師がセミリタイアする時期

なお、現時点では漠然と「40代後半でセミリタイア、段階的に労働を減らして50代で完全リタイア」とイメージしています。

流石に今すぐ(30代後半で)セミリタイアに踏み切るのはちょっと不確定要素(子供の進学等)が多過ぎますね…

また、今の勤務先が比較的待遇の良いホワイトな職場であることも、今すぐリタイアする踏ん切りがつかない理由の1つです。

(*もし今の職場環境がブラックだったら「こんな病院もう辞めてやる!」となって、とっくにセミリタイアしていたかも)

まあ労働が好きではないとは言え、幸いなことに「一刻も早く辞めたい」という程では今のところありません。

もう少し子供が育つのを待って不確定要素を減らしつつ、経済的安定性を高めていくのが得策ではあるでしょう。

さて、この先どこまで想定通りにいくかなあ。まあ当面は仕事と子育て、そして資産形成を頑張るつもりです。

◎おわりに

40代後半でのセミリタイア(サイドFIRE)を目指す医師」の投資方針運用成績等について紹介しました。

今後も運用成績等については定期的にブログにまとめていく予定なので、どうぞご覧ください。

なお、資産形成のためには投資だけでなく「本業での収入アップ」や「支出を減らすこと(節約)」も非常に大事です。

この辺りのことは医師にお勧めの資産形成の方法まとめのページも参考にどうぞ!

また、現役医師にとって資産運用と同様に重要なのが「働けなくなるリスク(病気、怪我等)への対処法」です。

こちらについては「民間医局」登録を全ての現役医師にお勧めする3つの理由のページで解説していますので、併せて参考にしてくださいね。

転職」や「退局」を検討しているという医師の方には医局の辞め方マニュアル-医師の転職の方法や注意点-のページもお勧めです!