◎「サイドFIREと子育ての両立」を目指す医師の投資成績の詳細をブログで公開中!
こんにちは。医師の「はぴえすた」です。
自分は30代後半の勤務医で、子育てしつつ「40代後半でのセミリタイア(サイドFIRE)」を目指して資産形成(インデックス長期投資)をしています。
ちなみに現在の投資総額(評価額)は約4716万円で毎月約40万円を投資に回しており、当面の目標額は1億円です。
(*先月の評価額は約4376万円だったので、約340万円のプラスです。ただ、先々月から先月にかけては約425万円のマイナスだったので、変動は激しいです…)
基本的な投資スタイルは「全世界株式への長期投資」で、銘柄としてはVT、ACWI、オルカンがメイン。
(*その他に「宝くじ枠」としてレバナスやBTC、ETHも少額保有しています)
さて、当ブログ記事では自身の目標達成度合いを確認する意味も込め、セミリタイア(サイドFIRE)を目指す医師が実際に投資している内容の詳細等を公開しています。
「FIRE」や「不労所得」に興味がある方は参考にしてくださいね。
(*投資は自己責任でお願いします!)
◎保有している銘柄と投資評価額
参考までに、現在保有している銘柄と評価額を簡単にまとめてみます。
(*為替レートは1ドル=134.11円で計算。スマホ等から見ていて表の左右が見切れてしまう場合は、表の部分を左右にスワイプしてみてください)
元本(万円) | 現在評価額(万円) | 保有割合(%) | |
VT | 1906.2 | 2090.9 | 44.3 |
ACWI | 1896.4 | 2049.2 | 43.4 |
オルカン(つみたてNISA,夫婦2人分) | 119.9 | 127.9 | 2.7 |
オルカン(ジュニアNISA,子供2人分) | 119.9 | 125.7 | 2.7 |
レバナス(ジュニアNISA,子供2人分) | 119.9 | 79.4 | 1.7 |
2559 | 40.6 | 42.1 | 0.9 |
ビットコイン(BTC) | 38.1 | 83.1 | 1.8 |
イーサリアム(ETH) | 10.5 | 37.6 | 0.8 |
現金(生活費等を除いた待機資金) | 81.0 | 81.0 | 1.7 |
合計 | 4332.6 | 4716.8 | 100 |
(*2559:MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信)
株価(ドル建て)はまだまだ軟調ですが、先月と比べるとやや持ち直した印象があります。
ただ、円安の進行速度はえぐいですね…
円安のおかげで円建ての投資評価額が堅調なのは良いんですが、それ以上に「円の価値が毀損してるなあ…」という喪失感みたいなものを感じてしまいます…
「日本円(銀行預金等)」以外にも分散投資しておくことの必要性を改めて認識させられる相場ですね。
なお、前回までの投資内容と比較したい方は医師がサイドFIREに至るまで【2022年5月の投資評価額:約4376万円】のページも参考にどうぞ。
◎直近の投資内容
ちなみに、今月実際に投資した内容は以下の通りです。
<親の口座(つみたてNISA等,夫婦2人分)>
・オルカン:約6.6万円分購入
・BTC:約0.5万円分購入
・現金:約20万円分を待機資金へ
<子供の口座(ジュニアNISA,子供2人分)>
・オルカン:約6.6万円分購入
・レバナス:約6.6万円分購入
「つみたてNISA」と「ジュニアNISA」では毎月の積立(合計約20万円分)を継続しています。
そして、6月に入って「BTC」の価格は個人的な基準値以下となっており、買い増し(約0.5万円分)を行いました。
一方、「2559」の価格は個人的な基準値を上回っていたたため買い増しはせず、約20万円を待機資金に回しています。
「株価が基準値より安ければ買い増し、高ければ待機資金へ回す」という単純なルールですが、あらかじめルールを定めておくと売買の迷いがなくなるので気が楽ですね。
◎今後の投資方針
さて今後の投資方針ですが、「具体的な投資銘柄」と「資産配分(アセットアロケーション)」の2つに分けて考えてみたいと思います。
(*先月までの投資方針から大きな変更はありません)
◎投資する銘柄と投資額
まず、「具体的な銘柄レベル」での投資方針です。
(*毎月約40万円を投資に回す予定)
- <毎月確定で買うもの:合計約20万円>
つみたてNISA(夫婦2人分)→「オルカン」(毎月約6.6万円分)
ジュニアNISA(子供2人分)→「オルカン」と「レバナス」を半々(毎月約13.3万円分)
2559→基準値(13500円)より安ければ毎月20万円分買う、高ければ待機資金に回す
仮想通貨(暗号資産)→基準値(1BTC=450万円、1ETH=25万円)より安ければ毎月5000円分買う、高ければ待機資金に回す
<毎月初めの相場の状況次第で買うもの:合計約20.5万円>
(*12500円以下なら購入額は30万円とする)
(*2559や仮想通貨の「基準値」としているのは単なる個人的目安の価格で、テクニカル分析上の深い意味等はありません)
銘柄と投資額については大体こんな感じです。
「宝くじ枠」として購入しているレバナスは若干持ち直したものの、低調が続いていますね…
ただ、低調なのは買い増す上では悪くないですし、ジュニアNISAの新規買い付けが終了する2023年末までは買い増しを続けるつもりです。
◎資産配分について
続いて、資産配分についてです。
現在の資産配分は「株式ほぼ100%」だが、セミリタイア(40代後半?)に向けて株式以外の資産も徐々に増やす予定。
株式以外の資産の候補は「現金」「金(ゴールド)」「債券」等。
セミリタイアを迎える頃には株式の割合を50%程度に下げておきたいが、その他の資産の細かい割合は未定。当面は「株式+現金」の形で保有する
資産配分に関しては大体こんな感じです。
さて、株式以外の資産として現在はとりあえず「現金」を保有していますが、こうも円安が進むと価値の目減りが気になってしまいますね…
かと言って、現金の代わりに「金」や「債券」等を今買うのは…うーん、時期的にどうなんだろう。
米国の金利上昇がもう少し落ち着いたら債券を買っても良いかも?金はいずれ買ったとしてもポートフォリオの数%以内だろうなあ。
◎債券投資の候補は国内ETF2512?
セミリタイア後の生活を見据えてその内債券に投資するとしたら、銘柄の候補としては国内ETFの「2512」あたりかなと漠然と考えています。
(*2512:NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信)
為替ヘッジをつけると円安に振れた際の恩恵がなくなるけど、「円安対策」は外国株でもう十分な程できているから良いかなと。
逆に、「円高対策」は現時点ではちょっと弱いですね…
給与収入(日本円)がある今はまだ良いとして、外国株中心のポートフォリオでセミリタイアを迎えた後に円高に振れて資産評価額が激減する事態は避けたい。
その辺を踏まえて、株式以外の資産は「日本円」+「外国債券(為替ヘッジ有)」という感じにしようかな?
まあ今後円高のターンが来るかどうかはわかりませんが…
ただ、円安が一方的に進むと相手国の不利益にもなるし、ある程度は円高への警戒もしといた方が良いのかなと個人的には思います。
為替の動向はプロでも読めないと言いますし。個人投資家にできるのは円安・円高等の様々なシナリオに備えた資産配分を心掛けることくらいですね。
◎おわりに
「40代後半でのセミリタイア(サイドFIRE)を目指す医師」の投資方針や運用成績等について紹介しました。
今後も運用成績等については定期的にブログにまとめていく予定なので、どうぞご覧ください。
なお、資産形成のためには投資だけでなく「本業での収入アップ」や「支出を減らすこと(節約)」も非常に大事です。
この辺りのことは医師にお勧めの資産形成の方法まとめのページも参考にどうぞ!
また、現役医師にとって資産運用と同様に重要なのが「働けなくなるリスク(病気、怪我等)への対処法」です。
こちらについては「民間医局」登録を全ての現役医師にお勧めする3つの理由のページで解説していますので、併せて参考にしてくださいね。
「転職」や「退局」を検討しているという医師の方には医局の辞め方マニュアル-医師の転職の方法や注意点-のページもお勧めです!