公開:2019/01/19

医師が子供の頃にしていた+自分の子供にさせている習い事は?

医師の子供の習い事
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◎医師のおすすめの習い事

子育てをしていると気になるのが「子供におすすめの習い事は何?」「子供の習い事はいつからしたら良いの?」ということではないでしょうか。

ネット上で育児の情報を探すと、やれ「ピアノが良い」だの「水泳が良い」だのという情報が溢れていますしね。

ちなみに我が家は医師の共働き夫婦で2人の娘(9歳,5歳)がおり、子育てに悩む日々ですが、「習い事をどうするか?」も結構迷いました。

そして、結論としては「ピアノ(正確にはエレクトーン)」と「体操教室」に通ってもらうのに加え、「Z会の通信教育」をしてもらうことにしました。

(*追記:通っていた「体操教室」が小学校低学年までの教室だったので、以後は「水泳」を始めています)

と言う事で、このページでは医師が自分の子供にさせている(+自分が子供の頃にしていた)習い事について書いていきます。

数分もあれば読めるので、子供の習い事をどうするか迷っている方は参考にしてください!

◎医師が子供の頃にしていた習い事(参考までに)

医師がしていた習い事

まず、医師である自分が「子供の頃にしていた習い事」を思い出してみます。

たしか、幼稚園から小学校低学年にかけてピアノ水泳習字を習い、小学校高学年からはそれらは止めてだけになった感じですね。

なお、自分の略歴を紹介しますと、公立の小・中・高校を経て現役国立大学医学部に入学し、卒業後の医師国家試験にも初回受験で合格して医師になりました。

なので、自分で言うのもなんですが、勉強に関してはある程度の実績があるため他の方の参考になる面もあるだろうと思って当ブログ記事を書いています。

続いて、自分の子供にさせている習い事について、それを選んだ理由等について紹介します。

◎医師が自分の子供にさせている習い事について

ピアノの習い事

自分の子供にさせている習い事は最初にも書いた通り、ピアノ体操教室(*現在は水泳に変更)、Z会の通信教育です。

始めた順番としては5才の頃にまずピアノだけ始め、6才からZ会 通信教育体操教室を始めました。

(*冒頭にも書いたように、小学3年生からは体操教室を辞めて水泳に通い始めました)

なお、子供に将来親と同じ医師になって欲しいとか、こういう仕事をして欲しいというのは現時点で特にありません。

その辺は子供自身の意思を尊重したいと思います(ちなみに上の子は「ケーキ屋さんになりたい」と言う事が多いです)。

ただ、どんな仕事をするにしてもある程度の学力等があって困ることはないので、子供の内に伸ばせるものは伸ばしてあげたいとは思っています。

では、我が家がこれらの習い事を選んだ理由、どんな効果を期待しているかをまとめます。

◎ピアノを習うことで得られる効果

ピアノを習う効果

まずピアノですが、近所のヤマハに週1回通って習っています。

ピアノを弾く際に両手を同時にバラバラに動かすというのは結構高度な作業で、脳にも良い刺激を与えると言われています。

また、音感やリズム感、表現力等も鍛えられるでしょうしね。歌うのもピアノを習い始めてからかなり上手になりました。

(ちなみに、ピアノでなくても指先をよく使うことは脳を活性化させることにつながるので、積み木やパズル等で遊ぶのも良いようです)

なお、ピアノは「東大医学部の合格者がしていた習い事」の中でも上位に名を連ねています。

思い返すと医学部の同級生も、ピアノを習っていたという人はかなり多かったですね。

◎Z会の通信教育をすることで得られる効果

Z会通信教育の効果

次にZ会の通信教育ですが、開始した6才の時点では特に学力アップ等を期待しているわけではありませんでした。

それよりも、これからの時代の子供に期待される「本質的な学びの姿勢」を身に着けて欲しいという思いが強かったです。

(Z会で言うところの「あと伸び力」です。Z会について詳しくは【医師目線で】幼児教材(通信教育)をZ会に決めた理由【比較】のページも参考にしてください)

Z会 の教材では単に機械的にドリルを解くというのではなく、子供が学ぶことへの興味や関心を自然に引き出してくれるような工夫がなされています。



ちなみに、2020年度からは小学校でもプログラミング教育が必修化されますが、Z会の教材にはプログラミングにも対応している点も安心です。

プログラミングを学ぶなんて自分達が子供の頃には考えられなかったですよね。時代は変わるものです…

◎体操教室に通うことで得られる効果

最後は体操教室です。

体操教室には週1回通い、マット運動や跳び箱、ストレッチ等を行っています。

子供の成長には机の上での勉強だけでなく、体を鍛えることも大事ですからね。

十分に運動することも脳の発達には良い影響を与えると言われています。

◎人気のある他の習い事についての考察

ここまでは医師が自分の子供にさせている習い事について書きましたが、一般的に人気な習い事の中で(現時点では)自分の子供にさせていない習い事やその理由についても書いてみます。

◎「水泳」を習わせていない理由

まず水泳ですが、水泳は一般的に心肺機能の向上等の効果が期待されますし、実は子供にも習わせたいのですが…

子供自身が泳ぐのがあまり好きじゃないみたいなんですよね…水に顔をつけたり鼻に水が入ったりするのが嫌みたいで。

まあ子供が乗り気じゃないものを親が無理やりやらせても続かないでしょうし、当面は様子見ですね。

全く泳げないわけではないですし、もう少し大きくなって泳ぐ事に興味が出てくるのを待ちます。


<追記>

上の子が小学3年生になってしばらく経った頃に、自分から「水泳に通いたい!」と言い始めました。

どうやら仲の良い同級生の子が水泳に通っているのに影響されたようです。

「小さい頃は全然乗り気じゃなかったのに、友達の影響というのは大きいものだなあ…」としみじみ思いますね。

元々通っていた体操教室は小学校低学年までだったので、良いタイミングで自分から「水泳を始めたい」と言ってくれた感じです。

◎「英会話」を習わせていない理由

英会話

英会話も必要と言えば必要なのかもしれませんが、今のところ習わせていません。

と言うのも、僕自身が小学生の時に少しだけ英会話を習っていたのですが、その時の印象が良くなかった…

当時の僕はまだアルファベットの概念すらよく知らなかったのに、英会話の先生は英語しか話せない外国の方でした。

優しい先生ではあったんでしょうが、全く意思疎通ができないのは辛かったです…

そもそも、日本語で自分の意思表示や表現が満足にできないのに英語になったからと言ってできるものでもないと思います。

「日本語だと話下手な人が英語になると急に話上手になるのか?」って話ですよ。

それに、週1回通った程度で英会話がそんなに上達するものか?という疑問もあります。

また、英会話をほぼ学校でしか習っていない僕でも、外国人の方と話す時も相手にゆっくり話してもらえば大抵は聞き取れますし、中学生程度の拙い英語で意思表示もできます。

要は会話ですからね。意思疎通ができれば良いのです(英会話の必要性が高い仕事をするなら別ですが)。

そんな訳で英会話自体はまだ良いかと思っていますが、耳を慣らすというか「英語の音をインプットする」というのは少しやっています。

具体的にはNHKの「えいごであそぼ」等を毎日見たり、英語のCDを聞いたりといった感じです。

これらは子供自身が楽しく見たり聞いたりしているので、英語の導入としてはまずまずかなと思っています。

◎「習字」を習わせていない理由

習字

自分が子供の頃に習字も一応習っていましたが、大人になった今その効果が出ているかと言うと…実感はないですね。

医師は字が汚い人が多いと言われたりしますが、自分もあまり綺麗ではありません。

特に、カルテに書く時は殴り書きみたいなもんです。短時間に沢山診察してカルテを書かないといけないので、どうしても丁寧に書いてられないんですよ…(言い訳)

また、習字で集中力アップ等も期待されるかと思いますが、現在集中力があるとしてもそれが習字のおかげかどうかはちょっとわかりませんね。

全体的に、習字に関しては習ったことが現在に活かされていないと個人的には感じるので、子供にも今のところ習わせるつもりはありません。

◎「そろばん」を習わせていない理由

計算

そろばんも子供の習い事として根強い人気があるみたいですが、個人的にはあまり惹かれないんですよね…

自分が子供の頃は小学校の授業で触ったかな?という程度で、現在に至るまでそろばんは全く使いこなせません。

ただ、そろばんは特にしていませんでしたが計算や暗算は割と得意です(2桁×2桁くらいの掛け算なら瞬時に暗算できます)。

ちなみに僕が計算が得意になったのは、子供の頃に親がいわゆる「エレベーター算」をやってくれたりした事も大きいと思います。

「エレベーター算」というのは、同じ数を10回足すことを(筆算で)繰り返していくものです(引き算バージョンもあり)。

例えば「37」で考えると、37+37=74,さらに+37=111,さらに+37=148…と10回間違わずに計算すると、最初の数(37)の10倍の数(370)が答えになります。

引き算でやる場合は逆に370-37=333,さらに-37=296,さらに-37=259…と10回間違わずに計算すると答えが0になります。

途中で計算を間違えると最終的な答えが元の数字の10倍や0にはならず、どこかで間違えたことが子供でもすぐにわかるのです。

子供の時にエレベーター算を教えてもらって、面白いなあと思って一人でずっとやったりしました。スーパーのチラシの裏を計算用紙代わりにして。

子供は興味がある事はいくらでもやりますからね。

鉛筆

また、「ある数の2乗」に興味を持った時期もあり、九九の延長みたいな感じで10×10=100,11×11=121,12×12=144…と99×99=9801まで暇な時に考えたりしました。

(小学生の頃、塾に30分くらいかけてバスで通っていたのですが、道中があまりに暇だったのがきっかけだった気がします)

これらのおかげで暗算はすっかり得意になり、テストでも計算ミスはほとんどしませんでした。

計算が早く正確にできると計算ミス検算にかかる時間が減り、数学等の「問題を解くこと自体」に割ける時間も増えるので、点数がアップしますよ!

ちょっとマニアックな方法なので誰にでもおすすめというわけでもないですが、興味があればやってみてください。

紙と鉛筆があればできるので、別にわざわざ月謝を払ってそろばんに通ったりしなくても良いのでは…と個人的には思います。

◎子供の習い事を考える上で大事なこと(重要!)

子供の好きな事

ここまで具体的な習い事について書いてみましたが、子供の習い事を考える上で大事なのはやはり子供自身の意思だと思います。

いくら親が「これをやった方が良い」と思っていても、子供にその気がなければ継続できないでしょうし、嫌々続けても効果は期待できないでしょう。

逆に、子供自身が好きなことなら放っておいても勝手に練習したりするでしょうし、その結果どんどん上達していきます。

好きこそものの上手なれ」です。

親が子供にしてやるべきは「ああしろ、こうしろ」と強制することではありません。

大事なのは、子供が興味を持ちそうなことを色々と提示してあげて、その中で反応の良かったものを見極めて伸ばしてあげることではないでしょうか。

◎おわりに

医師が子供の頃にしていた+自分の子供にさせている習い事について書いてみました。

子供にどんな習い事をさせたいか迷っている方の参考になれば幸いです!

なお、Z会等の幼児教育に興味がある方は【医師目線で】幼児教材(通信教育)をZ会に決めた理由【比較】のページもご覧になってみてくださいね!